2025年02月09日 | 更新日:2025年03月13日
ウォーハンマー40kとAoSのミニチュアコレクションを買取らせて頂きました
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今回は「WARHAMMER(ウォーハンマー)」のコレクションを買い取らせていただきました。
ウォーハンマーは世界中でプレイされているイギリス生まれのミニチュア戦略ゲーム。
欧米を中心に人気が高く、日本でも近年雑誌などで紹介され、注目度がアップしています。
今回買い取らせていただいたのは、ウォーハンマーの40000シリーズ、40000KILLTEAMシリーズ、AGE of SIGMARシリーズ、UNDER WORLDSシリーズのコレクションです。
ゲーム性なども異なるため、簡単にウォーハンマーについて紹介させていただきます。
ウォーハンマーは、さまざまな種類のあるミニチュアを使って戦う戦略ゲームです。
シリーズごとに世界観があり、プレイヤーはその世界の中で争っている各陣営に分かれ、大戦の中、どこかで行われていた数ある戦場のひとつという設定で戦います。
最近ではパソコンを使ったインターネットゲームも人気ですが、コレクション性も含め、ミニチュアの方も根強い人気を博しています。
ゲームとしての面白さはもちろんのこと、カードゲームやミニチュアをコレクションしたり、壮大なストーリーを読み解いたりと、さまざまな楽しみ方があります。
今回はその中でもウォーハンマーのミニチュアをコレクションされている方からの買い取り依頼をいただきました。
今回買い取らせていただいた中のひとつ、ウォーハンマー40000は、西暦40000年代の天の川銀河が舞台。
「40k(フォーティーケー)」という略称でも親しまれており、1987年の発売以降、2023年で第10版まで発売されています。
日本語版は2004年の第4版からで、さまざまなメディアミックス展開によって少しずつ人気を拡大しています。
ウォーハンマー40000の世界の精力は大きく分けると「帝国」「混沌」「異種族」の3つに分かれます。
帝国は人類軍なので違いに争うことはありません。
一方、混沌と異種族は自分達以外はだいたい敵なので、陣営内で争うこともあります。
また、異種族は人間以外の総称なので協力関係はありません。
西暦40000年という遠い未来、人類は銀河各地に進出し、帝国を築きました。
ウォーハンマーの精力のひとつである帝国は、遠い未来の人類のこと。
帝国は100万の惑星を手中に収め、数兆の臣民を抱える銀河最大の精力となっています。
帝国陣営には遺伝子改造や外科手術によって生まれた超人兵「スペースマリーン」を筆頭に、戦車などのミリタリー兵器なども用いながら戦う「アストラ・ミリタルム」、遺伝子操作によって生まれた帝国最強の人造人間「アデプトゥス・カストーデス」など、さまざまな精力があります。
帝国陣営のミニチュアは40kの中でも人気が高く、中古市場にも多く出回っています。
ケイオス陣営は1万年前に起きた帝国を二分するほどの内乱「ホルスの大逆」で皇帝に反旗を翻した裏切りの帝国兵と、神によって物質界に顕現した悪魔の2種類があります。
もともとは帝国兵だったのに、混沌に落ちてしまった邪悪なスペースマリーン「ケイオス・スペースマリーン」は、その中にも兵団があり、腐敗と絶望の神、ナーグル神の恩寵を受けた兵団「デスガード」、ティーンチ神の恩寵を受けた兵団「サウザンドサン」、コーン神の恩寵を受けた兵団「ワールドイーター」の3兵団は個別のミニチュアが販売されています。
また、インペリアルナイトのケイオス版も存在します。
ケイオス陣営の中で忘れてはならないのが「ケイオス・ディーモン」。
その名の通り、物質界に顕現した悪魔という存在で、自らの意思に従って厄災を振り撒きます。
ディーモンも暗黒の4大神の配下となっており、仕える神ごとにさまざまな姿をしています。
異種族は人間以外の総称であり、その中にもさまざまな陣営があります。
●ネクロン
かつて銀河全土を手中に収めかけたとされている「ネクロン」。
彼らは戦争によって疲弊し、永い眠りについていましたが、再び目覚め、銀河の覇権を握るために征服を開始しました。
ネクロンはもともと生身の生物でしたが、現在は生体金属のアンドロイド種族になっています。
ネクロンは9版のスターターセットではメインの敵役として各セットに採用されており、雑誌などでも多く取り上げられている陣営です。
今回ミニチュアを買い取らせていただいた方も40kはネクロンのミニチュアが多く揃っていました。
●ティラニッド
銀河の外からやってきた凶暴な肉食生物群「ティラニッド」。
とてつもない大群で惑星に襲いかかり、生物をはじめとする有機物をすべて食い尽くすとんでもない生命体です。
彼らにとって生きとし生けるものすべてが餌となり、すでに銀河系でも数千の惑星が滅ぼされています。
ティラニッドは集合意識体によって統率されており、高度な戦術・戦略を可能としています。
10版のスターターセット各種に採用されており、今からウォーハンマーを始める方にとっては馴染みのある陣営となりそうです。
●アエルダリ
長寿で高度な技術を持ち、サイキック能力にも優れた種族「アエルダリ」。
宇宙エルフになぞらえてエルダーとも呼ばれる彼らはかつてネクロンと争い、ネクロンが眠りについたあとは銀河の覇権を握りました。
しかし、その後退廃し、種族自体が存亡の危機に陥ります。
現在は複数の派閥に分かれ、かつて自らが生み出した災厄に対抗しています。
●オルク
グリーンスキンとも呼ばれる「オルク」は、イメージ通りの粗暴で野蛮な種族。
戦闘を至上の喜びとしており、フォーティーケーの世界を最もエンジョイしている種族と言っても過言ではありません。
本質的には菌類であり、肢体から胞子が出て勝手に増えていくため、倒してもどんどん増えていきます。
一般的に思い描くオークよりも脳筋、単細胞といった言葉がさらに似合う設定になっています。
●デュカーリ
アエルダリの一派で、ダークエルダーとも呼ばれる「デュカーリ」。
彼らは退廃的な享楽を続けた祖先の過ちを悔やまず、今もなお続けている派閥です。
現在は宇宙海賊やギャングとなっており、暴力や拷問を好みます。
●タウ・エンパイア
技術力によって急速に精力を拡大している新種族「タウ・エンパイア」。
彼らは「大善大同」という全体主義的な理念を掲げ、同化と征服を続けています。
バトルスーツと呼ばれるロボットを使って戦います。
●ジーンスティーラー・カルト
ティラニッドの一種であるジーンスティーラーによって汚染された集団「ジーンスティーラー・カルト」。
彼らは他の生物に自身の遺伝子を注入し、ティラニッドとの混成生物へと変異させます。
混成生物として社会を形成した彼らはジーンスティーラーを教主とするカルト集団になります。
ティラニッドを神と崇め、彼らが襲来した折には兵隊となって戦います。
●リーグ・オブ・ヴォータン
キンと呼ばれる宇宙ドワーフの集団「リーグ・オブ・ヴォータン」。
彼らは高い技術を持って銀河中心部に住んでおり、帝国では失われている自律型AIを使った兵器も実装されています。
自らを脅かす者以外には寛容で、珍しく話の通じる種族です。
ちなみに、宇宙ドワーフはウォーハンマーの2版までは存在しており、2022年、9版で約30年ぶりの帰還となりました。
ウォーハンマー40kのキルチームは、40kのミニチュアを使って遊べるミニゲームです。
ウォーハンマーを遊ぶにあたって必要なのがミニチュア。
このミニチュアを組み立ててペイントして、自分だけのコレクションを作っていくのが最大の魅力。
ただ、初心者がゲームを遊ぶにあたって「まだまだミニチュアの数が足りない」といったことも。
キルチームはミニチュア4体からゲームができるので、初心者でも遊びやすくなっています。
また、ミニチュアをひとつ動かしたら相手にターンが移るので、テンポよくゲームが進められるのも魅力です。
ウォーハンマーのエイジオブシグマーはAoSの名称で親しまれている、40kとは異なる世界で展開されるゲームです。
もともとファンタジー世界のミニチュアバトルゲームとしてウォーハンマーが誕生。
その後、SF世界を舞台にした40kが発売され、それぞれに区別されるようになりました。
初期の世界も根強い人気があり、「THE OLD WORLD」というタイトルで発売もされていますが、現在英語版のみとなっています。
ということで、話が少しそれてしまいましたが、かつてありし世界「THE OLD WORLD」が一度滅び、その後シグマーという神様が世界を再構築しました。
シグマーが構築した世界ということで「エイジ・オブ・シグマー」というタイトルが設定され、2015年に登場しました。
そのため、ファンタジー系の起源は40kに比べて古いですが、AOS自体は2015年からの登場なので比較的新しい世界となっています。
AoSも、40kと同様にさまざまな陣営があります。
メインとなるのが主人公軍勢である「ストームキャスト・エターナルズ」で、シグマーが創造した人間です。
そして、この世界にはシグマー以外の神も存在しており、コーン、ナーグル、ティーンチ、スラーネッシュなどに仕える存在はケイオスに分類されます。
さらに、さまざまな種類の木の精霊で構成されるシルヴァネスや、鍛治・工芸分野に長けたドワーフで構成されるデュアーディン、吸血鬼に支配されたアンデッド軍団ヴァンパイアアカウントなど、多種類の陣営が存在します。
それぞれの軍勢にこまかい設定が用意されているので、そういった物語を1つひとつチェックしてみるだけでも楽しいです。
ちなみに、今回買い取らせていただいた方はヴァンパイアアカウント陣営の中でもネクロマンシー・ナイトの力によって生み出された邪悪な魔法使い「ナイトホーント」をコレクションされていました。
ヴァンパイアアカウントはさまざまな軍勢がいますが、その中でもナイトホーントは特に人気です。
ウォークライは、40kで言うところのキルチームと同じく少数のミニチュアで遊べるAoSにおけるミニゲームです。
ウォークライとキルチームはどちらもミニゲームですが、それぞれに違ったルールを採用しています。
ウォークライとAoSは互換性があるため、本編を遊ぶにはまだミニチュアが足りないという方は、最初にウォークライを遊びつつ準備を整えていくのがおすすめです。
「UNDER WORLDS(アンダーワールド)」は、AoSシリーズのアリーナ型戦闘ゲームです。
通常のゲームと比べてボードゲームに近く、ミニチュア感は薄めなイメージですすが、ウォークライと同様で始めやすく、手軽に遊べるメリットがあります。
ウォーハンマーの魅力と言えばミニチュアを組み立て、自由にペイントして自分で独自の軍勢を作り上げるところ。
ですが、ミニチュア1体を作るにも時間がかかります。
いつか作ろう・・・そう思いながら積み上がったミニチュアたち。気がつけば一生かけても塗りきらない。そんな事も有るかと思います。
プレイヤーの中には、お得な中古品を購入して塗ったり遊ばれたりする方もいらっしゃいます。
また、絶版キットにつきましては、プレミア価格であっても欲しいコレクターがたくさんいます。
、ウォーハンマーを始めたばかりの方にも、コレクターにも中古需要は少なくありません。
もし、使わなくなったウォーハンマーのミニチュアやスターターセットなどを売りたい場合はお気軽にご連絡ください。
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