ずいぶん寒くなってきましたね。
事務所や自宅に居る時は年中裸足の僕はPCの足元にホットカーペットを設置しました。

今日は一日中、交換会の荷物を作ったり、出品をしたりしていました。
ちょっと大口の買取が有ったので、今回の交換会は良い感じの出品が出来そうです。

仕分け中の商品。

当店はなるべく早く商品化して、倉庫や在庫をコンパクト化する事にしています。（値崩れしない物はこの限りではありませんが）
ですから、良い仕入れをした時には、交換会に出す荷物も増えるのです。

しかし古書店は在庫を持つのが仕事だと言う人が居ます。ある程度の倉庫を構えて、相場より高めに値段をつけて品揃えを充実させよという説です。
そうする事によってお店に来てもらい、固定客を増やすのが旧来の古書店のやり方でした。
こちらも一定の説得力は有りますね。実店舗ではある意味正しい、正確には神田の様な専門店街に有る専門店では正しいと言った所でしょうか。

ただし在庫を持つやり方は、売買のお客様にコストを負担して頂かなくてはいけません。
買うには高く、売るには安いのです（倉庫代、店舗代、光熱費、人件費などを転嫁するため）
一概に悪いとは言いません。専門知識を蓄えた店員が居て、素晴らしい品揃えをした棚が有る空間は貴重です。
そのお店に価値が有るので、多少高くてもそこで買い、売る時もそこで売るというお客様はいらっしゃいます。

当店の場合は四国の香川県という地方でやっております。
専門店の無い地方（人口のパイが少ないのでそもそも成り立ちませんが）で、どうやればお客様に利便性を提供出来るか？を考えた結果、在庫をなるべく少なくしてコストを圧縮する事にしています。
他にも最新の相場で買取をして、即商品化。お客様に出来るだけお支払いをする。なるべく広いジャンルを取り扱う（得意ジャンルは有りますが）等です。
在庫を持つ事をしない代わりに、取扱いジャンルとお支払いで貢献しようというスタイルです。

古書市場に出入りしているので、本でしたらかなり広く扱えます。専門書や古書も大丈夫です。
新古書店では断られたり、物凄く安く買われたりしますよね。当店はそんな事は無く、最新のお値段で買取します。

マンガ、アニメ、ゲーム世代なので、コミックやフィギュアやゲームなどは関連グッズや書籍も含めてかなり深い所まで扱えます。新旧は問いません。
他にも雑貨、小道具などネットでの豊富な販売経験を通じて知識を蓄えております。

専門店の無い地方で、専門店並の正しい相場で買取を！を合言葉に日々精進しております。
お片付けの際はお気軽にご用命ください。

フィリピンの台風被害に対して、些少ながら募金させて頂きました。
今は物流が止まっているので、古着や食料を送るのはかえって邪魔になるとの事。
本当に有効な支援は難しいものですね。一日も早い復興をお祈り申し上げます。