ルイス・ダートネル この世界が消えたあとの　科学文明のつくりかた (河出文庫)

香川県(出張買取) 買取価格 250円

 

 

ある日人類は滅亡しました。

残った人は現在の人口から見ればごくわずか。このままでは滅びる運命です。

そこから科学文明を取り戻す為の思考実験として書かれ本です。

 

とは言え、核爆弾で世界がガラス化した上に放射能と核の冬という最悪の状況では再構築など不可能。

思考実験なので頑張れば生き残れる状況を設定する必要があります。

 

 

どのような状況を想定するか考えた結果、何らかの疫病などで施設は丸々残っているが人が減った状況を想定。

残った資源と設備を使ってどのように復興させるかを考えています。

 

 

高度に分業化されている現代では、例えば製鉄所のベテランが居ても高炉の維持や鉄鉱石の採掘が出来ずに、製鉄もままなりません。

100の仕事をするから百姓と呼ばれていたのは昔の事、現代の農家も種苗や肥料や農薬や農機の支援無しに作物を作る事は出来ません。

本屋の専門書は教えてくれる教授が居る事が前提に書かれているので役に立たない。

大崩壊後の資源と設備が残っている間に、科学文明を再興しなくてはいけない。という設定です。

 

 

どのように再興するのか？は本書を読んで頂くとして、内容に興味が湧いた方は手にとって損無しとだけ言っておきます。

 

 

ハシビロ屋では専門的な文庫本の買取歓迎です。

今回のような河出文庫や、岩波文庫、講談社学術文庫など。

深く切り込んだ内容の専門的な文庫は長く人気が安定しており、常に需要が有ります。

読み終わった、学び終わったものが有りましたら、ぜひ買取させてください。

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