5月も多方面からお声がけ頂きありがとうございます。

この記事を書いている時点で5月20日。もう一年の半分近くが過ぎたのですね。

折り返し地点が近くなり、一際気合を入れて頑張りますので、古本や古書のお片付けなど有りましたらお気軽にご相談下さいね。

 

さて、今日は香川古書組合交換会でした。

月に一度、同業者が集まってお互いの商品を売買する日です。

おかげ様で買取が多く、商品が多めだったのでこの日を心待ちにしていました。

 

僕は雑誌、本、おもちゃ、フィギュア、ゲームなどをいっぱい持って行きました。

「古書組合の交換会で本以外持って行っていいの？」と思われるかもしれませんが、古本屋はそもそも懐の深い仕事です。

と言いますのも「本は万物に通じる」というハシビロ語録（笑）が有るのですが、趣味からお仕事や学習など、様々なジャンルと古本はつながっています。

 

ゲームがお好きな方は攻略本、設定資料集、大本となる神話、古典などの本をお持ちだったりします。

鉄道がお好きな方は、時刻表や鉄道写真集や風景DVD、銘版や様々な鉄道グッズ、資料に模型などなど。

そして人は一面的では無いので、お仕事や勉強に使う物もお持ちで、同居のご家族の本も有り、趣味の物も有り、今は家を出た子供さんの持ち物も有りと無限に広がっていきます。

 

そんな中で鍛えられた僕ら古本屋って、リサイクル業の中で最も物の価値に精通したプロだったりするのです。

「なんでも買います！！」みたいなリサイクルショップ有りますけど、彼らより取り扱い出来る範囲は広く、価値ある物を知っています。

リサイクル業者さんや解体業者さんから「価値の有る物、値段つけて持ってって」と言われるのが古本屋だったりするのですよね。

 

話が脱線していますね。続きはまた今度？にして戻しましょう。

 

来ている人は価値をよく知っている人ばかりなので、良い物には相応のお値段がついて落札されていきます。

出来高もそれなりに良く、みんなにジュースやお茶などが振る舞われて盛況の内に終了です。

ちなみに僕が持って行った物は全て売れました。ありがたい事です。

終了後は色々な人の近況を聞いたり報告したり。来月また会うまで頑張りましょうと言ってお別れです。

 

我々、全古書連に加盟している古本屋は、全国各地に張り巡らされた古書市場ネットワークとつながっています。

物凄い大量のお片付けで有っても、問題無く対応可能です。

専門的なもの、本以外の物も大歓迎。お気軽にご相談下さいね。