教師をされていた方の遺品整理にて、香川県高松市で学習参考書や試験問題集を買取させていただきました。

ご高齢の方の所持品でしたのでかなり古い物でしたが、当店の判断基準は良い物かどうかです。

新しめの物は中古市場にあまり出回っていないので、比較的お値段が付きやすいという事情は有ります。

その一方で、古い物にいきなり需要が出たり、数十年～100年以上経過しても価値が下がらない物もあります。

例えば化学や数学は何十年経過しても内容が変わらないので、良い参考書はいつまでも良いですね。

さて、それではどんな参考書なら良いのか一例をご紹介。

知らない方ならまず間違いなく捨てるであろう、古い英語の参考書です。

こういう物を見ると古本屋としてとても嬉しいですね。

三省堂や数研出版など、いまでも存在している出版社の物から、もう存在していない出版社の物までいろいろあります。

河村重治郎、吉川美夫など今でも学習塾や大学図書館で参考にされている著者の本も有り。

言葉は生き物なので数十年経過すると言い回しが古く感じる事もありますが、一方で古典の原著を読む時に参考になったりと使いみちはあるのです。

原版が電子化されていないので再出版はほぼ期待出来ず、我々古本屋が保護しなくては消えていくのみです。

様々な本を次世代に残す仕事の内の一つですね。

もう少しご紹介。

こちらは古事記や方丈記の解釈、古文や漢文の研究など。

かなりボロボロで本棚から一番最初に捨てられそうな佇まいですが、古いものなのであまり気にする必要はありません。

カバーが破れていたりそもそもカバーが無かったり、汚れやシミが有るのは仕方のない事です。

写真集や美術系の本のように鑑賞用途であれば状態査定は厳しめとなりますが、学習目的であれば少し緩めです。

何度も書きますが、ボロボロだからといって捨てないで下さいね。

行った時には箱入りの立派な本だけ残っていて、汚い本は捨てたと言われる事のなんと多い事か。

よくよく内容をお聞きすると、残している物より遥かに価値が有りましたねという話は日常的にあります。

お問い合わせいただければ可能な限りお答えすますので、どうぞよろしくお願いします。

他にもお仕事やご趣味で集められた本も買取させていただきました。

ご遺品の整理をお任せいただきありがとうございました。必要とされる方へ繋げさせていただきます。

ハシビロ屋では学習参考書・試験問題集・大学受験書・大学の教科書などの買取も歓迎しています。

香川県高松市より四国や岡山辺りまで出張買取も行っています。

内容のしっかりした本は数十年以上前の物でも大丈夫です。

価値がわからない、おじいちゃんやおばあちゃんが残した本が有るけど見て欲しいなど、お問い合わせや査定のご依頼もお気軽にご連絡くださいね。