2015年12月25日
シルヴィ・ギエム ファイナルを見てきました
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ハシビロ屋は年中無休で営業していますが、頑張った自分に時々ご褒美をあげています。
今回は、シルヴィ・ギエムが香川県まで来るので、見に行く事にしました。
気がついたのが遅かったので、前の方の席は取れず。それでも、S席は確保しましたが。
ホールの図面で見た感じではかなり後ろの方でしたが、実際行ってみると十分見える席。
チケットを取る段でA席と迷いましたが、S席を取って正解でした。
指定席なので余裕だと思って16:45くらいに現地に到着したら、駐車場入れるのが大変で17時ギリギリにホールに滑り込みました。
主催者側も配慮したのか、実際に開演したのは17時過ぎでした。
まずは東京バレエ団のイン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド。
激しく踊っていたかと思えば、歩いて舞台の裾に行き、唐突に終わる。
ギエムが1987年の初演リハーサル中にびっくりしたのも頷ける作品でした。
そして次にギエムのソロであるTWO。
前段のインザ・ミドル~のダンサーは一流の方ばかりでしたが、それを一人で吹き飛ばすほどの圧倒的存在感。
ギエムはほぼ移動せず、使ったスペースは半径1メートルも無かったように見えました。
ライティングが非常に巧みで、まるで両手の先が燃えているかのよう。あまりにも滑らかなギエムの動きと相まって、幻想的な光景が広がります。
あっという間に感じましたが、10分くらいは経過していたみたいです。
そして20分の休憩。パンフレットを買って、中を見ます。
ギエムのメッセージも有って、結構読み応えありました。
休憩明けて東京バレエ団のドリームタイム。そしてお待ちかねのボレロです。
ボレロの感想は・・・・凄いとしか言えません。
ゆったりとした開幕、そして祈り。
徐々に盛り上がっていく音楽、ああ・・・終わってしまう・・・終わらないで・・・
終わった後は会場総立ちのスタンディングオベーション。
僕も自然に立ち上がって拍手をしていました。
何度も何度もカーテンコール、それでも鳴り止まない拍手。
ファイナルを日本でやってくれてありがとう。言えるのはそれだけです。
本当は23日に書こうと思ったのですが、あまりの衝撃に書くことが出来ませんでした。
ようやく落ち着いた今日、ここに記録しておきます。
ありがとう、シルヴィ・ギエム。
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